第4回 中越ひこばえ展 2008


尾身
伝吉木版画展  
10月4日(土)〜12日(日)
 


尾身伝吉は十日町市在住。版画家。郷愁に満ちた情景や越後独特の湿った雪を、温かみのある木版画で表現している。
平成16年発生の新潟県中越大震災で自らも被災。この地震による土砂崩落事故にワゴン車で巻き込まれた母子3人とは版画を通して交流があった。このことからも作品発表を通して、震災の風化を食い止めるべく情熱を注いでいる。
版画教室開催  11(土) 13時:版画体験 / 15時:ステンシル体験
           12(日) 13時:ステンシル体験 / 15時:版画体験      ※摺り体験です。各回 \1.000 持ち物不要、予約不要



佐藤 康介・京子写真展 「じょんのびの里
10月27日(月)〜11月3日(月)


佐藤康介・京子は東京都在住。2003年にはじめて“じょんのびの里”(現柏崎市高柳町)を訪れて以来、とりつかれたように高柳町に通いつめ、くまなくカメラに収め続ける。高柳町の魅力は景色もさることながら、そこに住む人々の優しさと包み込むような包容力だという。これからも心の交流を通して、高柳の日常の暮らしを記録し続ける

早津 剛 油彩・水墨画展 「かやぶきの情景 」
11月15日(土)〜23日(日)


早津剛は魚沼市在住。新潟県内を中心に、日本各地の消えゆくかやぶき民家をキャンバスに描き続ける。作品を通し、失われつつある雪国の文化を見つめ直すメッセージを発信している。徹底した“現場主義”で一気に描きあげるその絵には勢いがあり、雪国の山里に暮らす人々の慎ましやたくましさを写しとっている。行政との協動も多く、2004年には北魚沼6か町村 閉町・閉村記念リレー展「よみがえる民家早津剛展」を開催。新宿・新潟伊勢丹美術画廊などで個展多数。現在無所属。

萱森 直子 瞽女唄
 各回¥2.500  要予約:TEL 045-831-5127 または
11月29日(土)pm5:00〜6:30 または 11月30日(日)pm1:00〜2:30

瞽女は越後を代表する伝統芸能であり、民俗芸能。瞽女(ゴゼ)とは、三味線を抱えて村々を旅し、語り物、流行唄、民謡などを歌い歩いた盲目の女旅芸人のこと。
萱森直子は新潟市在住。無形文化財保持者の長岡ごぜ 小林ハル氏に師事。氏のすすめにより高田ごぜ杉本シズ氏を通して高田系ゴゼ唄も習得。現代の解釈や晴眼者の感覚で手を加えることをせず「まさしく本物のゴゼ唄の発声」「もっともゴゼ唄らしいゴゼ唄である。」と高い評価を受けている。
☆演奏者の都合により中止となりました。