第6回 中越ひこばえ展 2010

2004年に発生した中越大震災の復興を応援する目的で始まり、
以後毎秋、横浜のミニギャラリー【CoZAの間】で開催されている新潟をテーマにした展覧会です。
中越ひこばえ展は2014年まで継続予定です。




@新潟のクラフト作家展
 
 10月2日(土)〜10月10日(日)
新潟をテーマにした作品、新潟の素材を使った作品などを展示販売。

MANO【染織・裂織り】十日町でしか手に入らないめずらしい絹糸を使った手織り
田公堂(田公美知子、田公里実、五十嵐会美)【彫金・鍛金・金工美術工芸】燕市の伝統工芸である彫金に現代的感性と特殊な技術、色彩を加えた珍しい彫金
小林凧屋【小国和紙凧】小国和紙を使った和凧、蛸の凧
緑風舎【ワラ細工・染織】雪深い津南町のワラ細工、地元の植物を使った染織
村山大介陶芸研究所【陶磁器】越後妻有の土を使った使いやすくモダンな食器類


緑風舎【ワラ細工・染織】
MANO【染織・裂織り】 田公堂(田公美知子、田公里実、五十嵐会美)【彫金・鍛金・金工美術工芸】


小林凧屋【小国和紙凧】

村山大介陶芸研究所【陶磁器】


A桂 歌助 コザノマ寄席 
 10月16日(土)午後4時〜 (開演3:30) 木戸銭\2.000 予約制

十日町出身の桂歌助さんによる独演会。同郷の尾身伝吉さんの版画作品に囲まれてお聞きいただけます。
歌助さんは現在、新潟日報にてコラム執筆中。挿絵は尾身さんの版画。



B尾身伝吉木版画展  雪国の四季・故郷のぬくもり〜越後魚沼の風景
 10月17日(日)〜10月24(日
am11:00〜pm6:00
  作家在廊 23日・24日(23.24は5時終了)



尾身伝■作家略歴
尾身伝吉は十日町市在住。版画家。郷愁に満ちた情景や越後独特の湿った雪を、温かみのある木版画で表現している。
平成16年発生の新潟県中越大震災で自らも被災。この地震による土砂崩落事故にワゴン車で巻き込まれた母子3人とは
版画を通して交流があった。このことからも作品発表を通して、震災の風化を食い止めるべく情熱を注いでいる。

C植木須美子木版画展「昭和のはじめの子供達 」「越後瞽女」 
 10月31日(日)〜11月7(日)


新潟独特の遊びや風土をかわらしい版画で。

雪ん子


  せんべつき


 
正月はお炬燵でよくせんべつきをした。薄くて軽いせんべつき用のせんべいをお盆の上に何枚か重ね、木綿針に糸を通してサッと投げ、そおっと持ち上げると何枚かのせんべいが持ち上がる。へたくそはなかなか持ちあがらない。

「昭和のはじめの子供達」より

せんべつき

雑魚すくい
夕すずみ(阿賀野川)
しみ渡り

  しみ渡り


 
2月頃になるとだんだんお天道様が顔を出すようになる。すると降り積もった雪の表面が溶け、それが夜の寒さで凍みて固くなる。
 そんな朝は「しみ渡りだぞぉ」といつもの道は通らず、田んぼの上を一直線に近道して学校へ行くのだ。はしゃいで飛ぶように歩いてスボーッと膝まで埋まったりする。

「昭和のはじめの子供達」より

水雷艦長(行形亭門前)
■作家略歴 

1921 新潟市に生まれる。
1962 新潟女流版画協会設立
1970 新潟県美術展 県展賞受賞
1971 新潟県美術展 県展賞受賞
1981 日本版画協会会員推挙
1984 無所属となる
1985 新潟伊勢丹デパート個展『越のうた散歩原画展』
1986 新潟大和デパート個展『新古町版画通り原画展』
以降 個展多数
2000 新潟県岩室温泉 綿々亭ギャラリー陌にて個展『植木須美子木版画展』



D越後地酒の会
〜 新潟の日本酒・ビール・ワインと郷土のおつまみ
 11月13日(土)午後5時〜7時 参加費\2.000 予約制

★新潟の銘酒、地ビール、地元のワインなどを楽しみましょう!




E樫木工房(高橋宏明)の木工作品展
〜 シンプルで使いやすい樫の家具や小物
 11月20日(土)〜11月27(土)