第1回中越蘖展2005  「魚沼の風景」 
2005.10.15〜30

水彩画 西脇正久(新潟県小千谷市在住)

■展示内容

ご来場くださった方が「この人の絵には故郷を愛する気持ちが滲み出ているね。」と言ってくださったのが一番うれしいことでした。
山古志 楢ノ木集落、木篭集落、小千谷木沢、船岡町・・・・
今はすっかり姿を変えてしまった風景たちをサラッと、けれど優しく描いた素晴らしい作品ばかりでした。


■作家略歴 西脇正久

昭和9年生まれ。小千谷小学校、中学,高校を経て新潟大学卒業。昭和32年より地元の中学、高校の美術教師を務め、53歳で退職。以後フリーで活動。小千谷市の発行する広報「市報おぢや」の表紙に魚沼の風景を描き続け現在に至る。震災当初、市の惨状に描く気力を失うが、全国からの救援支援、それに応えようとする越後人の頑張りに励まされ、再び復興の様子から描き始める。